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2017.01.25 Wednesday | - | - | -
無題
 
伝えたいことがある。

私は文字を紡いでそれを伝えようとするのだけれど

どれだけ尽くしても、伝わらない。

正確に伝えられない。

どうにかして伝えようと、更に紡いでも、

返ってくる文字は、何かが違う。

私の言いたいことが、伝わっている気がしない。

もしかしたら、ちゃんと伝わっているのだけれど、

逆に私がそれを理解できていないだけなのかもしれない。



私は文字を使う者で、文字に魅了され、文字に惑わされ、
文字を使うことに至福を感じているけれど、
こういうときに、文字の限界を感じてしまう。
むしろそれは私自身の限界であり、文字は文字たらんとするだけなのだが。

音を伴わない言葉。
たとえば「嫌」と、文字で書いても言葉で言っても、意味は同じはずなのに、
伝えられる幅が、「言う」ことに比べて少ない気がする。
かと思えば、時に酷く雄弁で、思いも寄らないところまで思考を進める鍵になっていたりもする。


それは、同じ文字をみても、受け取る側の資質によるからなのだけれど、
その枠を超えて、自分の考えを解ってほしいと思うのは、エゴだろうか。
そして私を解ってほしいと思うその欲深さが、文字の本来をゆがめるのか。

文字は文字であり、それ以上でも以下でもない。
そこに意味を見出し、理由をつけるのは全てわたしたちヒトで、
故に文字は力を持つ。
けれど、同じ文字を見て違うものを感じるのならば、
その力はどこに作用するのだろう?

言いたいことをわかってもらえないということは、辛い。
でも、文字から、相手に私と同じものを見よ、を望むのは、
分を超えた願いかもしれない。


そう思ってしまえば、
私はもう、文字を紡げない。

酷く、悲しい。
酷く、痛い。



2010.11.02 Tuesday | 脳内だだもれ | comments(0) | -
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