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2017.01.25 Wednesday | - | - | -
大学病院と私。

三度目の、診察のときでしたか。
個人産院にて、女先生に言われました。

「双子だし、筋腫合併妊娠だし、ここでは見きれないから、もっと大きな病院行ってね(*´ー`*)」

要約するとこんな感じで(汗)もっと感じよく言ってくれましたけどね。
個人病院で、美味しいご飯と、素敵マタニティ生活を過ごす予定だった私には寝耳に水でした。
で、どこにする?AとかBとかCとかDとかEとかあるけど?
といわれても、結婚してからここに住みだした私には、どこが良くて良くないのかわからない。
ので、そのなかから一番近いと聞いたことがある病院はどうか、と聞いてみたらば、
ここいらの産科で何かあったら結局そこに搬送されるしねー、と言うので、じゃあそこで、と即決してみました。
2月末からは、D病院にお世話になることに。
個人院、先生優しかったし、ナースも丁寧だったし、ごはんも美味しいらしいし、色々もらえるらしいし楽しみだったけど…
D病院、診察費は安い、という情報だけが、この時点で心の支えでした…。


で。

2月末。D病院初受診。
思ったよりも大きくて、思ったよりも山奥で、思ったよりもきれいでした。
なにやら、改装して数年だとの事。
タリーズとかあるし、売店は普通のローソンだし、待合もきれい、トイレも沢山ある。
まあ、でも、設備のきれいさなんて二の次だしなー…やっぱりNICUがあって腕がいいと評判の他病院とかのがいいかなー…(と、この時点では思っていた)
てゆっか、匂いつわりで、タリーズの匂いがやばい。受付は旦那に任せ、吐き気抑えて3階の産科に一目散な始末。
ローソンの前の中庭で吐いて、研修医に心配されたりもしたな…看護師さんがビニ袋もって駆けてきたりしたな…
外来は匂いがなく、落ち着いていられたのが幸いです。

今度の先生は、若い男性でした。若いっつっても、40前後くらいか…
ぼっちゃんぽい外見で、背は高くひょろっとしたT先生。
産科の男先生にはなれてますが、真面目そうでとっつきにくいかしら…とちょいと不安にもなりました。
が、話し出すと意外とよくしゃべる。
さっき受付でみたおっさん先生よりはよかったわー(その先生も後日とても良い先生とわかったのですが)
最初にT先生が話し出したのは、こんな話でした。

「自然妊娠で双子?不妊治療とかでなく?すごいなー!…で、筋腫もでっかいね…」
双子妊娠ってのは、とにかくリスクが高いんです。
「最低でも32週からは管理入院です」
「入院っていったら、入院。そうするしかないから入院なんです。自覚症状もないことも多いので嫌がる人も多いですが、もうそういう問題じゃないんです。家に上の子が…とかあるとはおもいますけどね、じゃあお腹の子はどうなんだって話でしょ。入院する必要があるからそう告げるんであって、嫌とか困るとかいう次元の話じゃないんです。だから、入院っていったら、即入院。です。」
…以前になんか入院トラブルでもありましたか先生(汗)

そのなかでも、一番丁寧に熱心に説明してくれたのが、
双胎間輸血症候群(以下TTTS)に関することでした。

そもそも私の今回の妊娠は、一絨毛膜二羊膜双胎(以下MDツイン)
と呼ばれるものになります。
いわゆる一卵性ってやつなんですけど、医学的には色々と細かく定義があるらしく…
簡単にいうと、ひとつの卵の中身が二つの部屋に分かれており、それぞれに胎児がひとりずつはいっていて、
けど、胎盤はひとつで、胎盤からそれぞれに線がでて胎児につながっているもの、になります。
二絨毛膜双胎(以下DDツイン)とは、いわゆる二卵性になります。卵もふたつ、胎盤も二つ、です。
もいっこ、
 一絨毛膜一羊膜(以下MMツイン)というタイプもあります、卵のなかで部屋がわかれておらず、
かつ胎盤も1こ。

ハイリスクな順番としては、MMツイン>MDツイン>DDツイン となります。

TTTSとは、MMツイン、MDツインにしか起こらない病気です。
ポイントは、胎盤を二人(三つ子なら三人ですが)が共有していることにあります。

 

○「双胎間輸血症候群(TTTS)」とは、
1つの胎盤を共有している双子に起こる。胎盤において2人の胎児の間に血管のつながり(吻合血管)があり、
この血管によって双子に慢性的な血流のアンバランスが起こり、引き起こされる病態である。

 

○血液を送る方(供血児)は、貧血、低血圧、乏尿、羊水過少、胎児発達不全、腎不全を起こし胎児死亡に至る。

 

○血液を受け取る方(受血児)は、多血、高血圧、多尿、羊水過多、心不全、胎児水腫を引き起こし胎児死亡に至る。

 

○妊娠中期に発症した場合は、治療されないと児の死亡率がきわめて高く、
また生存しても脳神経障害を残す可能性が高い重篤な疾患。

 

○重症度分類は5つに分けられ、
「Stage詰喊絏畭拭Σ畩(8cm以上かつ2cm以下)、
Stage橋〃貉の膀胱が確認不可能、
Stage轡疋奪廛蕁式枉鐔蠍、Stage限杙水腫、
Stage坑瓜死亡」となり、重症度が進行するほど一般には予後は不良。


上記はhttp://ameblo.jp/yuimingo 様から引用しました。



現時点では、TTTSを発症するかどうかはわからない。
こまめにエコーで見てはいくけれども、急性TTTSというものもあって、
3日程度のうちに急変することもある。
母体としての自覚症状もほとんどない。妊娠週数が増えていくほど、胎動などの有無でわかりやすくはなるけれども…
とのことでした。
もし、TTTS発症したらば、レーザー治療をする必要がある。
全国7箇所しかない、レーザー治療ができる病院に転院し手術となる。


でもまあ、双子妊娠のすべてがそうなるわけじゃないしー。
と、現時点、つわりよりしんどいものなどあるか、という気分だった私は超楽観、
そんなしんどいことばっか起こるわけないわー的な。
とりあえず手術の適応をはずれる26週まで、腹に「がんばれよー」と声かけることだけが私にできることです。


そして結果的に、私はTTTS発症しませんでした。
が、4月の末には、それまで同じくらいだった羊水量がアンバランスになり、
「TTTS疑い」という状況で17週くらいから生むまでこまめにエコーで見てもらっていました。
週に2回、ある一時期に関しては毎日エコーをし、その前日の「明日はもしかしたら転院になるかも…」という
ストレスは食欲に直結しており、吐き気でごはんたべられなくなって周囲を心配させたものです。



TTTS以外にも、どうやら私は、「子宮頚管無力症の疑い」でもあるようでした。
前回の流産の経緯をT先生に話すと、前回かかっていた医者に手紙で確認してみるとのこと。


子宮頚管無力症は妊娠中期以降の切迫流産・切迫早産の原因のひとつです。
子宮頚管というのは、内子宮口と外子宮口を結ぶ管腔のことで、通常4センチ程度の長さを保っているもので、
妊娠中はしっかりと閉じてお腹の赤ちゃんを支え、分娩時には開口して産道になるという柔軟性に富んだ部分です。

子宮頚管無力症と言うのは、妊娠中期以降に、
陣痛(子宮収縮)を伴うことなく、この子宮頚管が開き子宮口が開いてしまうのです。



切迫流産・切迫早産.comさんから引用
http://seppaku.com/factor/muryokusy/←詳しくはこちらなどで。

これは病気…というよりは体質的なものらしいのです。
かといって、例えば2回妊娠したとして、1回目に無力症になったとしても、2回目になる可能性は高くても、
かならずしもなるわけではない…という不思議なもので。
医学的には、なるかどうかわからない、けど、だからといって、可能性があるものをほっとく訳にもいかない。

…てことで、これまた、手術であります・゚・(ノ Д `)・゚・

しかし、
「まあ、でもそんなことばっか起こるわけないやろー手術もせんですむやろー」
と思って帰っていった私でありました(苦笑)

 
2014.08.30 Saturday | 出産話 | comments(0) | -
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